データベーススペシャリスト
データベーススペシャリストとは
データベーススペシャリストとは、データベースに関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の
企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに、固有技術の専門家として、
情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援の能力を認定する資格です。
仕事内容
データモデル化技術やデータ管理システム技術を駆使して基幹データベースの
計画・設計・運用・保守のほか、他の技術者に対してデーターベースに関する技術支援を行います。
難易度
合格率は8〜9%程度
資格概要
受験資格
制限なし
試験内容
※(カッコ)内の数字は、技術レベルを表す。技術レベル4が最高難易度となります。
◆午前の部
○テクノロジ系(3)
1. 基礎理論
@離散数学、A応用数学、B情報に関する理論、C通信に関する理論、
D計測、制御に関する理論、Eデータ構造、Fアルゴリズム、Gプログラミング、
Hプログラム言語、Iその他の言語
2. コンピュータシステム
@プロセッサ、Aメモリ、Bバス、C入出力デバイス、D入出力装置、
Eシステムの構成、Fシステムの評価指標、Gオペレーティングシステム、
Hミドルウェア、Iファイルシステム、J開発ツール、Kオープンソースソフトウェア、
Lハードウェア
3. 技術要素
@ヒューマンインターフェース技術、Aインターフェース設計、Bマルチメディア技術、
Cマルチメディア応用、Dデータベース方式、Eデータベース設計、Fデータ操作、
Gトランザクション処理、Hデータベース応用、Iネットワーク方式、
Jデータ通信と制御、K通信プロトコル、Lネットワーク管理、Mネットワーク応用、
N情報セキュリティ、O情報セキュリティ管理、Pセキュリティ技術評価、
Q情報セキュリティ対策、Rセキュリティ実装技術
4. 開発技術
@システム要件定義、Aシステム方式設計、Bソフトウェア要件定義、
Cソフトウェア方式設計・ソフトウェア詳細設計、Dソフトウェアコード作成及びテスト、
Eソフトウェア結合・ソフトウェア適格性確認テスト、
Fシステム結合・システム適格性確認テスト、Gソフトウェア導入、
Hソフトウェア受入れ、Iソフトウェア保守、J開発プロセス、K知的財産適用管理、
L開発環境管理、M構成管理・変更管理
○マネジメント系(3)
5. プロジェクトマネジメント
@プロジェクト統合マネジメント、Aプロジェクト・スコープ・マネジメント、
Bプロジェクト・タイム・マネジメント、Cプロジェクト・コスト・マネジメント、
Dプロジェクト品質マネジメント、Eプロジェクト人的資源マネジメント、
Fプロジェクト・コミュニケーション・マネジメント、Gプロジェクト・リスク・マネジメント、
Hプロジェクト調達マネジメント
6. サービスマネジメント
@サービスマネジメント、A運用設計・ツール、Bサービスサポート、
Cサービスデリバリ、Dサービスマネジメント構築、Eファシリティマネジメント、
Fシステム監査、G内部統制
○ストラテジ系(3)
7. システム戦略
@情報システム戦略、A業務プロセス、Bソリューションビジネス、Cシステム活用促進・評価、
Dシステム化計画、E要件定義、F調達計画・実施
8. 経営戦略
@経営戦略手法、Aマーケティング、Bビジネス戦略と目標・評価、
C経営管理システム、D技術開発戦略の立案、E技術開発計画、
Fビジネスシステム、Gエンジニアリングシステム、He-ビジネス、I民生機器、
J産業機器
9. 企業と法務
@経営・組織論、AOR・IE、B会計・財務、C知的財産権、Dセキュリティ関連法規、
E労働関連・取引関連法規、Fその他の法律ガイドライン・技術者論理、G標準化関連
◆午後の部
○テクノロジ系
1. コンピュータシステム
@コンピュータ構成要素(3)、Aシステム構成要素(3)
2. 技術要素
@データベース(4)、Aセキュリティ(3)
3. 開発技術
@システム開発技術(3)、Aソフトウェア開発管理技術(3)
◆午後の部(記述試験)
(午後T:記述式、午後U:記述式)
@データベースシステムの企画・案件定義・開発に関すること、
Aデータベースシステムの運用・保守に関すること、Bデータベース技術に関すること
願書申込み受付期間
インターネット:1月下旬〜2月下旬頃まで
郵送:1月下旬〜2月中旬頃まで
試験日程
4月第3日曜日
受験地
全国主要50地区の受験地
受験料
5,100円
合格発表日
7月上旬頃